NOU BLOG

2014/9/26

怪物!

逸ノ城の快進撃が続いています!!
昨日は豪栄道を撃破。それも変化ではなく真っ向勝負で。お見事だし、末恐ろしさを感じます。勝負の後、館内がなんとなく静まり返っていたように感じました。

この逸ノ城、鳥取城北高校出身。本名イチンノロブ。
3年前(かな?)長野インターハイで海洋高校の村松選手が高校横綱を取った時に対戦しています。その勝負、村松が乾坤一擲の戦いで勝利。私はその個人戦は観戦できませんでしたが、翌日の団体戦は観戦。当時のイチンノロブ選手を見ています。
その時の感想は「大きいな・・・」と。でも動きがよくないように見受けたし、体力、体格だけで取っているようにも見えたので、「プロには入るだろうが、どのくらいなものかな?」と思ったものです。

しかし・・・全くの当て外れでしたね
大きくてもバランスがいいし、上手さもあります。もちろん圧倒的な体力も。

新聞記事の受け売りですが、彼はウランバードルから遠く400キロ、ハルハ族の出身。ハルハ川の近くとのことですが、ハルハ川といえば連想するのは「ノモンハン事件」。事件と言いながら大規模な戦闘で、日本が初めて近代的な火砲に接した戦争ですね。あんな遠い内陸部から来日したんだ・・・と何となくロマンすら感じてしまいます

来日して蛇口を捻って出てくる水に驚いたとか・・。それもそのはず、パオで生活していた頃は水汲みが彼の日課だったそうで、遠くまで汲みに行っていたのでしょうね。こぼすとお母さんに叱られたとか・・・。それからすると夢のような話ですよね。
また遊牧民族なので馬を乗りこなすのは朝飯前。彼らの馬には日本人が乗る時と違って、鞍がないのだとか。安定性がないことでしょう。幼少の頃からそれに乗っていれば、インナーマッスルが鍛えられることは間違いないです。
バランスがいいわけですよね
パオが狼に襲われたこともある・・・などということを聞けば精神的にも逞しいのだろうと想像できます。

文化的な生活をしている日本人に比べ、自然がいっぱいというか、人間本来の力(ある意味では動物的な力かな)がないと生きていけない環境から来た逸ノ城が今後どう成長していくか本当に楽しみです。
ラグビーでいうと、日本にトンガ人が留学して、その身体能力、精神性に驚かされたことと同じです。衝撃的!
今までもモンゴル出身力士はいましたが、彼らとも微妙にですが異質です。日本人とは違いすぎるホンモノの野生児に注目!!

私がこの力士で一番気に入っていることは、表情に喜怒哀楽を表さないこと。昔の力士風で好感が持てます。
それと・・・顔がなんとなく社会の教科書に載っていたチンギスハーンに似ているような気がして・・・
本日13日目は鶴竜戦。白鵬と当てるかどうか、協会も悩むでしょう!? 
白鵬にはまだまだでしょうが、鶴竜とという勝負をするか? 豪栄道に力で勝った取り組みからすると楽しみです

明後日の千秋楽にはどういう結果になっているか・・・??